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   APAX FBP WEB日本語版の記事更新は、原則として毎月第1及び第3月曜日の月2回です(休日の場合は翌営業日)。業務の都合上、記事アップデートがされない場合もあります。

鮮魚ニュース
  銚子漁港 サンマ水揚-いよいよ小さくなってきた
2009年11月18日(水)
銚子漁港でのサンマの水揚げが続いておりますが、上場されるサンマは漁船毎に多少の差はあるものの、総じて小さめ(ここでは80g以下を指します)の混入量が多くなってきました。その割には浜値は@¥50/kg超、大型混じりでは@¥60/kg超、一千トンを超える水揚げがあってもこの調子です。時化が続く中で仕事の確保とか各社それぞれの思惑はあるのでしょうが、例年にない相場展開で先行きは未だに不透明です。
かつては専門商社が独占してきたロシア貿易ですが、インターネット等で膨大な情報が容易に手に入り、言葉の壁もロシア人バイヤーの殆どが英語を使うようになってからは、取引のすそ野は近年一気に広がりました。
しかし、忘れてはならないのはロシアも酷い経済恐慌が続いており、現地でのロシア人同士での取引でも原則は現金前払いです。

値決めの条件、決済条件など一瞬たりとも気が抜けないのが現状です。
どうか皆さん、慎重に、冷静に!





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  水産物輸出と決済 -L/Cは意外と面白い② 欠かせない事前点検
2009年11月16日(月)
L/Cによる決済にて輸出代金を回収する時に「やるべきこと」「やってはいけないこと」があります。「やるべきことは」L/Cの内容をチェックすることですが、「なんだ、そんなことか」と思うでしょうが"L/Cが開設される前に"よくチェックすることがとても重要なのです。そもそも何故決済手段にL/Cを選ぶのか?それは相手の会社が信用できないので、その取引銀行=開設銀行を信用して取引をやるわけです。しかし相手の銀行がどんなに一流で信用できる銀行でも、L/Cに書かれた条件が輸出者として対応が難しいような内容だったら、もうその段階から面白くない状況が始まって、担当者は買取、取立が終了するまで暗い憂鬱な日々を過ごす羽目になります。
バイヤー側と「L/Cで!」と決まったらすぐこちらからインストラクションを相手に送り、更に「L/Cを開設する前にApplicationを事前にこちらに送ってくれ」と要求し、その内容が約束通りか、又は自分に不利な内容になっていないかしらみつぶしにシーケンスの一行、一行をチェックするのです。すべての条件が当初の合意内容の通り、又は自分側に有利な内容であれば(L/Cは手形と同じで元となった契約とか関係無く、その内容が独り歩きします。L/C上の債務者は相手の会社ではなく開設銀行になります。注意!!)開設OKの返事を出します。 よくあるケースが「当初要求されていなかった書類がRequired Documents」に入っていたり、船積期日や書類の提出期日がやたら短く設定されている、商品名やスペックの記述の仕方が微妙に違うなどのケースがあります。意外と金額誤りなどは無いので、殆どは大きな悪意の無い自分の都合の良いように書いたような不一致です。「じゃー先方にアメンドして貰えばいいじゃん」と思うかも知れませんが、アメンドはBeneficiary(輸出者)側が出すものではなくて、バイヤー側が出すもので「そんなアメンドはできないよー」とややこしい状況になることがあります。商社で海外の系列会社、関連会社などと取引を多くやっている人は安易に「アメンドしよう。」と言う人がいますが、それは関係が深い会社かだから簡単にやってくれるだけで、初めての取引相手などは先方に非があったとしても抵抗してきます。費用もかかりますからね。(輸出者にも追加費用がかかります。)
次は「やってはいけないこと」について書いてみます。

写真は本文とは関係ありあません。
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  水産物輸出と決済 -L/Cは意外と面白い①
2009年11月11日(水)
悪天候下でのサンマの水揚げとセリ、小さなサンマばかりの組成の割には未だに浜値は50円台をキープ、つまらない相場です。
さて今日は一般には面倒くさいと思われているL/Cの決済について書いてみます。個人的には私はL/Cの取引が好きです。確かにいろんな書類を条件に合わせて作製したり、入手したりするのはホントに手間ですが、毎回その内容には一定の書式は当然あるものの現地バイヤーや開設銀行の「個性」が出て面白いです。あまり知られておりませんがL/C(信用状)は国際商業会議所(ICC : INTERNATIONAL CHAMBER OF COMMERCE) の定める統一規則の元に全世界での国際取引に利用されており、最新版のルールはUCP600として2007年7月01日から発効となっています。通常L/Cの中では" UCP LATEST VERSION "と記される場合が多いようです。L/Cに関する解説本はいくつか出ていますが、原文と対訳は国際商業会議所日本委員会から出版されておりますので、L/Cに興味がある方は一度読んでみられても良いと思います。(次回へ続く)


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  サンマ最新漁獲状況と輸出通関統計
2009年11月09日(月)
全さんま(全国さんま棒受網漁業協同組合)が発表した2009年10月31日現在の水揚状況によりますと、水揚累計は204,720トンとなり昨年同期比で95%と、5%減となっております。うち約半数を獲っている北海道地区は概ね昨年並みの水揚量をキープしておりますが、銚子地区はまだ10,840トンと前年同期比55%です。水揚量も少ないですが、それに追い討ちをかけるような80G以下のジャミサンマ、40G程度の"マイクロサンマ"までが存在感を増すほどに混ざってきており生産者を悩ませています。ロシア向けでは欧州側の港向けの年内現地到着大急ぎ出荷分は概ね締切りとなり、極東向けを除き次は現地2010年到着相場となりつつあります。同国向けのサンマについては何度も書いておりますが過剰な期待は危険です、、、どうか冷静に。
サンマの輸出は2009年1月~9月の累計で37.5万トンとなりました。9月度はロシア向けの輸出はありませんでした。10月の数字が楽しみですね。

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  2009年11月の青島シーフードショー 日本産の主役はやはりサンマ、しかし、、!
2009年11月04日(水)青島
2日の午後便で青島に入りましたが、なんと雪が舞っており驚かされました。ほんの数日前までは20℃近くあったらしいのですがいきなり寒波に見舞われたとか、しっかり芯まで冷えました。
昨日、今日はなんとか少し回復して温かみが戻って元気にシーフードショー会場へ向かいましたが初日は10時半の開場時は入口はもう大混雑、チケットスキャンと顔の画像チェックを受けて中へ。今年の印象ですが中国ブースはどちらかというと閑散とした印象でしたが、欧米からの原料サプライヤーが並ぶホールは結構な賑わいでした。中国国内向けや欧米向けの加工品の成約状況はまだ活発みたいでしたが、残念ながら水産大国と言われる日本からのブース出展、そして見学者も以前より少ないですね。どうした水産日本!
各国から来たバイヤーとの商談も専ら日本からの輸出品ではサンマに話が集中、やはり熱い。サバの方は少し置いていかれた感じです。今年のサバ輸出は7万トンに届くか届かない程度かも知れませんね。各地で新型凍結設備が次々に完成していると言うのに。 サンマですが、やはり高すぎると買えないものは買えないみたいで、日本からのオファーも結構価格差があってもうバラバラ、ロシア向けも変な買付希望文書が出回ったりして業界はやや混乱気味、ひと荒れ来る前に出せるものはさっさと出した方が良さそうです。バイヤー側は常に大風呂敷を広げてきますので特に生産者は過剰な期待は禁物です。

[写真 上]混雑した初日の会場入り口
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  水産物輸出と決済 - TT送金による決済はまずSWIFT MESSAGE の入手から
2009年11月02日(月)
海外から輸出代金を受け取ることになったら、まず送金手配の証としてSWIFT MESSAGEを入手しましょう。SWIFTとはスズキの車ではなくSociety for Worldwide Interbank Financial Telecommunicationの略で日本語では国際銀行界通信協会となり本部はベルギーにあります。世界の銀行間の送金はこのSWIFTを介して行われ、実際は暗号化された電文がやり取りされているとの事です。と、言っても我々凡人には暗号化電文など関係無いので、通常コードで形式化されたレテックスメッセージのコピーが銀行から貰えますので、それをバイヤーから入手します。その中で受取人(本サイトでは日本側の輸出者)として特に気をつけて確認したいのがFIELD又はTAGと呼ばれる番号の32A, 57A, そして59です。32AはVALUE DATE =実際の送金実行日と送金金額、57Aは輸出者(すなわちあなたの会社)の指定銀行のSWIFT CODE 、例えば外為扱いでは老舗の三菱東京UFJ銀行が指定した銀行ならBOTKJPJTというコードになります。(全ての外為扱い銀行にはこのコードが振られています。)そして59は口座番号とあなたの会社の名前(口座名義)です。32Aでは、まずこの日付けが約束の送金日になっているか、金額が正しいかチェックしましょう。金額は正しくて「もう送金した。」とバイヤーが言ってきても実は先付けになっている場合もあります。そして次に指定した銀行や口座番号、口座名義が正しいか57A, 59で確認します。
但し、これら全てが正しくても、実際に入金が確認できるまではB/Lのオリジナルを送付したり、サレンダーしたりしないようにすることが大事です。特に先付けの日付けとなっている場合、その後に送金が取り消されてしまってたり、SWIFT MESSSAGE自体が偽物であったりしたら大変ですから。
とにかく、100%入金するまで気を抜かない、これしかないです。

【写真 上】SWIFTのコピーを受け取ったら良く中身をチェックしましょう
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  水産物輸出と決済 ― TT送金による決済
2009年10月29日(金)
「あれ、おかしいなー、まだ入金になってない。」銀行の口座残高を見て呟いたことはありませんか? 海外から送金されてくるはずの輸出代金がなかなか入ってこない。。水産物の輸出入にはTT送金(Telegram Transfer )による決済が多用されています。L/C(信用状)を利用するほうが安心ですが、手間も費用もかかるのでどうも輸入者、輸出者双方から敬遠されがちです。国によってはL/Cの開設費用がべらぼうに高い場合などもあります。と、いうわけで水産物輸出でも決済はTT送金で!、、、というケースが多いのです。通常海外のバイヤーから提示される決済条件は「前金として20-30%、船積後にオリジナルの書類(B/Lなど)のコピーをファックスして、それに対して残金を支払う」と、いうのが一つのパターンです。一部前金を貰った上に、オリジナルの原本ではなく、コピーをファックスなどで送って残金の支払いを受けて、その後に原本を相手に渡す。「リスクも無くて良いではないか、、」と思われがちですが実はそうでもない。確かにBLのオリジナルを渡さなければ所有権が勝手にバイヤーに移ることはないですが、一旦船積みされたコンテナーは、決済が有る無しにかかわらずどんどん目的地の港に進んでいきます。残金の支払いが遅れてバイヤーとあーだ、こーだともめている間にも船は進んで行ってしまい、下手すると現地の港に到着してしまいます。「では、コンテナを戻してしまえ。」とも思えますが、実務上はそう簡単には戻せないのです。とんでもない手続き、労力が必要となるか、下手すると支払いもしていないバイヤーや相手の国の許可を受けないと積み戻せないケースもあるのです。20-30%の前金を貰っていても、とても費用のリカバリーどころじゃない。100%前払いなら良いのですが、先に書いたような条件の場合では、まず最初の取引、知らない相手との取引では避けた方が無難です。コンテナでの輸出は国内で宅急便で出した荷物を先方不在で送り返して貰うケースなどとは全然違う!、という認識が必要なのです。 皆さんの会社ではどうされてますか?

やはりお互い親しくなり、相互に信頼関係ができて取引相手の事情がある程度把握できるまでは面倒でもL/C(信用状)での取引が望ましいと思います。


【写真 上】タイで見かけた”日本式カレー”の広告 伝統のタイ式だけでなく、最近は日本式のカレールーが若者に人気とか。(本文とは関係ありません。)
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  水産物輸出と決済 ― 問題を"起こさない"輸出
2009年10月28日(水)
今日も時化でサンマの水揚げも台風前の止め物以外は上場も無さそうなので、色々問い合わせのある海外取引先との決済について少し書いてみます。
一般に商品を輸出すること自体はさほど難しい話ではありません。商品を揃えて通関業者さんに頼めばコンテナ手配から輸出通関まで全部代行してやってくれます。しかし、本当の難しさは代金の回収にあります。なんたって客は海外ですから、いざトラブルとか発生しでもおいそれとは現地に出かけられませんし、商習慣も法律も異なる海外の現場に出向いてもできることなど知れたものです。契約書があって払う約束になっていても払わないような時、現実的には払わない方が強いです。裁判ですか?合意管轄がどこになっているかにもよりますが、もしバイヤー側の国の裁判所になっていたらまずまともな裁判をするのは費用的や時間的にも無意味なことです。
問題解決能力、ノウハウ、海外ネットワークもある大手商社なら別ですが、中小企業が海外に輸出する場合はとにかく"問題を起こさない、起こさせない"こと、そう意識して努力することが肝要です。気楽な取り組みや冒険は特に規模が小さな会社は禁物です。水産業界で一般的に利用されている海外企業との決済、回収手段としては最も多いのが輸出書類のファックスに対するTT送金、そしてLC(信用状)でしょう。次は個別にこれら決済手段の利点や問題点を書いてみます。

【写真上】バンコク市内のBTS駅にて(本文とは関係ありません)
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  一物ニ価  
2009年10月26日(月)
冷凍魚の輸出事業に係わっておりますと時々信じられないような話を耳にする事があります。「え、そんなに安いの?」同じ魚種、同じ規格の商品のはずが、別の地域では浜値が半額だったり、同じ地区の会社から製品が全く違う値段で売りに出ているような時です。通常同じ規模の漁船で同じ時期に同じ魚を獲れば大体コストは同じはずですが、一旦各地の港に水揚げされると、セリでつけられる価格はそれぞれ一定ではありません。どんな魚種でも大体全国に通用する通り相場みたいなものがありそうなものですが、青物に至ってはそうではありません。キーワードは「生産キャパ」と「仕事買い」。例えば生産キャパが小さな港に大量に魚が揚がると、もうどこそこでキャパオーバーとなり溢れてしまい浜値は安くなります。可愛そうにピカピカの魚でもフィッシュミール行きとなります。一方、「生産キャパ」が大きい港に少しだけ水揚げがあると「工場を遊ばせておくわけにはいかないべ」と、それこそワ~ッと皆が玉の確保に走って、セリ値は急上昇!、これが同じ太平洋岸の港で同じ日に起こると本当に不思議な気分になります。銚子でサバが60円/kgの時、三陸の港では30円/kgということもあるわけです。最近輸出成約が進んでいるサンマも同じです。
ミニマムの魚価が毎年決められるノルウエーのサバ事情とはえらい違うのです。さて、そういう事情で本来の"需要ベース"とは別の理由で買い付けられ、製造された魚は製品となってどんどん倉庫に溜まってきます。そしてまたキャパオーバーです。「しょーがねー、蔵が一杯だから(安値でも)処分すっか、、」と高値で買い付けられた魚が、突然安く放出される事があるのです。こういう繰り返しが多くの港で行われ、日本の魚は世界一安い値段で輸出されて行きます。あれ?、でもなんか経済に変ですよね? 海外のバイヤーや中間で抜く商社やブローカーさんは良いでしょうが、生産者はリスクとって、コストかけて赤字でも売るわけですから。浜の生産者が経済的に疲弊すれば、魚が獲れてもそのうち買える会社が無くなってしまいますから漁業者にも中、長期的には良い話ではないですね。
もう少し我慢と工夫をすれば、日本の輸出産業ももっと発展し、生産者も利益の出せる構造にできるのに、、、一物ニ価の状況に遭遇する度にそう感じざるを得ません。 

-輸出はハードの設備よりノウハウ、ソフトが大事です。-

【写真 上】地域、会社で価格差が激しいのはサンマも同じ
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  銚子漁港―サンマの水揚げ
2009年10月21(水)
いよいよ銚子漁港でのサンマの水揚げが本格化してきました。今年のサンマはジャミ(小、極小サイズ)が多く、この扱いで明暗を分けそうです。今朝も1000トン程の水揚げがあったようですが、さて浜値はどうなりますかね。

銚子鮮冷㈱の英語版サイトが新しくなりました。
今年のサンマの水揚げ等の動画がアップされています。

http://www.senrei.co.jp/international/

ブロック凍結された今年の新サンマ
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