APAX FBP さば等鮮魚直接輸出、海外産品の輸入貿易サポート


en
JP
  |  ホーム   |  事業内容   |  会社概要   |  お問合わせ   |  リンク  |


   APAX FBP WEB日本語版の記事更新は、原則として毎月第1及び第3月曜日の月2回です(休日の場合は翌営業日)。業務の都合上、記事アップデートがされない場合もあります。

鮮魚ニュース
  とりあえず一旦終了― 年内のロシア向けサンマの輸出合戦
2009年11月26日(木)
先月あたりからロシア側からの旺盛な引き合いを反映して大いに盛り上がっていた同国向けの冷凍サンマ輸出ですが、当初北海道地区から超安値の成約情報が入ったと思ったら途中から極東地区の缶詰会社から価格を提示した1万トン公開買い付けみたいなわけのわからない話が業界に出回ったりして、とんだとばっちりで生産者から詰め寄られた商社の方もいらしゃるのではないでしょうか。そうこうしているうちにあっという間に11月も終りです。おかげで銚子でも小さめが主体だった悪いアソートでも異常に高い浜値が続きました。欧州地区及び極東地区で貨物の到着時期は異なりますが、輸入ライセンスの終期も近付き概ね年内の出荷には目処がついて、宴も12月中旬までの出荷ベースで一旦終了の様相、次は春までは覚悟の長期戦に入ります。年明け1月は何もないでしょうからノンビリ休暇と致しましょう。旧ソビエト時代の習慣が未だに色濃く残るロシア、輸出の度に書類を整える日々が続いてちょっと疲れ気味だったので、まあ、年内はこの辺りが良いところでしょうね。近々財務省より発表となる10月の貿易統計を楽しみに待つてます。(貿易統計も仕訳の対象にならない事を祈ってます。。。まさかね)

お問合わせ   
  水産物輸出と決済 -L/Cは意外と面白い④ 独立しているL/Cは待ったなし
2009年11月24日(火)
L/Cを受け取ったら、再度内容を確認しましょう。時々先方の銀行がL/C開設時のAPPLICATION段階ではわからない部分で色んな条件やら成約をつけてきている場合があります。不利な内容になっていなければ良いのですが、あきらかに「こんなの聞いてないぞ。」みたいな条項があったら輸出手続きに入る前に先方に確認を入れましょう。商品を出荷してから「ところでここがおかしいんだけど。」では駄目です。聞いてなかった条件でも、それに従ってしまった場合は「合意した」ととられます。逆に本来契約では準備しなければならないはずだった書類が到着したL/Cでは省かれていたとします。この場合、省かれた条件でL/Cを買取、取立に回しても支払いは実行されます。それはL/Cが手形と同じように本来の契約からは独立したものだからです。たとえAS PER CONTRACT NO. XXXXとあったとしても銀行としては契約通りかどうかまでは調べられませんし、そもそもL/C上での輸出者の取引相手は商品のバイヤーではなく開設銀行になるからです。
L/Cは有効期間中はどんどん独り歩きします。バイヤーが「あ、契約通りの書類が来てない。」と後で言っても、L/C上でその書類を要求していなければ「支払いを待って下さい」とは言えないのです。
但し、契約上では書類提出の不履行になりますから、この点は勘違いしないで下さいね。L/Cと元の契約は必ずしも連動していないと言うことを説明したいわけです。 続く。。。

写真「ちょっと待って、、」とは言えないL/C取引
お問合わせ   
  水産物輸出と決済 -L/Cは意外と面白い③銀行毎に異なる対応
2009年11月20日(金)
今週は海外からの来客とかあってなかなかウエブをアップデートできずにおりまして、毎日来て頂いている方には申し訳ないです。(だいたい2~3日に一度は新しいスレッドを立ち上げる"気持ちはあります"。
さて、続けて書いているL/Cですが今日は一旦現地の銀行から開設されたと連絡があってからの事を書きます。バイヤー側から「L/C開設したぞ!」という知らせがはいったらホイホイ喜ばないで、まず指定した自分の取引銀行ではなく、L/Cが開設された現地の銀行の東京支店があればそこに連絡してみましょう。いわゆる名の通った大手の外銀の場合はたいてい大手町、虎ノ門界隈に東京支店を置いており、通常、L/Cはそこにまず送られます。問合せをする場合はL/Cのナンバーと金額位はメモしておいた方が良いですね。ここから先は銀行によって対応が異なります。(電話を受ける対応も随分ちがいますね、タカビーないかにも外資系勤め!って感じのお姐さんが出る場合もあれば、すごく親切に対応してくれる人も居たりして、外銀東京支店殿もまさざまです。(いままでで印象が良かったのはHSBCあたりですかね、ちなみに。)
現地のバイヤーにいわゆるAdvisign Bankに自分の会社の取引銀行を指定しておいても、まずこの東京支店か、又は現地銀行のコルレス先(説明すると長くなるので取引が容易に行われる提携先と考えておいて下さい。)の銀行にまずL/Cが届いて、その後は当初指定のAdvising Bankに郵送されるか、又は直接Beneficiary、つまりあなたの会社に送ってきます。
既に以前説明しましたが、L/CはUCP600, ISBP681などの世界共通統一ルールで運用されてますが、実際それを扱う銀行は、結構そのハンドリングについてはバラバラなのですよ。これがまた面白いんですが。。。 次回へ続く。

お問合わせ   
  銚子漁港 サンマ水揚-いよいよ小さくなってきた
2009年11月18日(水)
銚子漁港でのサンマの水揚げが続いておりますが、上場されるサンマは漁船毎に多少の差はあるものの、総じて小さめ(ここでは80g以下を指します)の混入量が多くなってきました。その割には浜値は@¥50/kg超、大型混じりでは@¥60/kg超、一千トンを超える水揚げがあってもこの調子です。時化が続く中で仕事の確保とか各社それぞれの思惑はあるのでしょうが、例年にない相場展開で先行きは未だに不透明です。
かつては専門商社が独占してきたロシア貿易ですが、インターネット等で膨大な情報が容易に手に入り、言葉の壁もロシア人バイヤーの殆どが英語を使うようになってからは、取引のすそ野は近年一気に広がりました。
しかし、忘れてはならないのはロシアも酷い経済恐慌が続いており、現地でのロシア人同士での取引でも原則は現金前払いです。

値決めの条件、決済条件など一瞬たりとも気が抜けないのが現状です。
どうか皆さん、慎重に、冷静に!





お問合わせ   
  水産物輸出と決済 -L/Cは意外と面白い② 欠かせない事前点検
2009年11月16日(月)
L/Cによる決済にて輸出代金を回収する時に「やるべきこと」「やってはいけないこと」があります。「やるべきことは」L/Cの内容をチェックすることですが、「なんだ、そんなことか」と思うでしょうが"L/Cが開設される前に"よくチェックすることがとても重要なのです。そもそも何故決済手段にL/Cを選ぶのか?それは相手の会社が信用できないので、その取引銀行=開設銀行を信用して取引をやるわけです。しかし相手の銀行がどんなに一流で信用できる銀行でも、L/Cに書かれた条件が輸出者として対応が難しいような内容だったら、もうその段階から面白くない状況が始まって、担当者は買取、取立が終了するまで暗い憂鬱な日々を過ごす羽目になります。
バイヤー側と「L/Cで!」と決まったらすぐこちらからインストラクションを相手に送り、更に「L/Cを開設する前にApplicationを事前にこちらに送ってくれ」と要求し、その内容が約束通りか、又は自分に不利な内容になっていないかしらみつぶしにシーケンスの一行、一行をチェックするのです。すべての条件が当初の合意内容の通り、又は自分側に有利な内容であれば(L/Cは手形と同じで元となった契約とか関係無く、その内容が独り歩きします。L/C上の債務者は相手の会社ではなく開設銀行になります。注意!!)開設OKの返事を出します。 よくあるケースが「当初要求されていなかった書類がRequired Documents」に入っていたり、船積期日や書類の提出期日がやたら短く設定されている、商品名やスペックの記述の仕方が微妙に違うなどのケースがあります。意外と金額誤りなどは無いので、殆どは大きな悪意の無い自分の都合の良いように書いたような不一致です。「じゃー先方にアメンドして貰えばいいじゃん」と思うかも知れませんが、アメンドはBeneficiary(輸出者)側が出すものではなくて、バイヤー側が出すもので「そんなアメンドはできないよー」とややこしい状況になることがあります。商社で海外の系列会社、関連会社などと取引を多くやっている人は安易に「アメンドしよう。」と言う人がいますが、それは関係が深い会社かだから簡単にやってくれるだけで、初めての取引相手などは先方に非があったとしても抵抗してきます。費用もかかりますからね。(輸出者にも追加費用がかかります。)
次は「やってはいけないこと」について書いてみます。

写真は本文とは関係ありあません。
お問合わせ   
  水産物輸出と決済 -L/Cは意外と面白い①
2009年11月11日(水)
悪天候下でのサンマの水揚げとセリ、小さなサンマばかりの組成の割には未だに浜値は50円台をキープ、つまらない相場です。
さて今日は一般には面倒くさいと思われているL/Cの決済について書いてみます。個人的には私はL/Cの取引が好きです。確かにいろんな書類を条件に合わせて作製したり、入手したりするのはホントに手間ですが、毎回その内容には一定の書式は当然あるものの現地バイヤーや開設銀行の「個性」が出て面白いです。あまり知られておりませんがL/C(信用状)は国際商業会議所(ICC : INTERNATIONAL CHAMBER OF COMMERCE) の定める統一規則の元に全世界での国際取引に利用されており、最新版のルールはUCP600として2007年7月01日から発効となっています。通常L/Cの中では" UCP LATEST VERSION "と記される場合が多いようです。L/Cに関する解説本はいくつか出ていますが、原文と対訳は国際商業会議所日本委員会から出版されておりますので、L/Cに興味がある方は一度読んでみられても良いと思います。(次回へ続く)


お問合わせ   
  サンマ最新漁獲状況と輸出通関統計
2009年11月09日(月)
全さんま(全国さんま棒受網漁業協同組合)が発表した2009年10月31日現在の水揚状況によりますと、水揚累計は204,720トンとなり昨年同期比で95%と、5%減となっております。うち約半数を獲っている北海道地区は概ね昨年並みの水揚量をキープしておりますが、銚子地区はまだ10,840トンと前年同期比55%です。水揚量も少ないですが、それに追い討ちをかけるような80G以下のジャミサンマ、40G程度の"マイクロサンマ"までが存在感を増すほどに混ざってきており生産者を悩ませています。ロシア向けでは欧州側の港向けの年内現地到着大急ぎ出荷分は概ね締切りとなり、極東向けを除き次は現地2010年到着相場となりつつあります。同国向けのサンマについては何度も書いておりますが過剰な期待は危険です、、、どうか冷静に。
サンマの輸出は2009年1月~9月の累計で37.5万トンとなりました。9月度はロシア向けの輸出はありませんでした。10月の数字が楽しみですね。

お問合わせ   
  2009年11月の青島シーフードショー 日本産の主役はやはりサンマ、しかし、、!
2009年11月04日(水)青島
2日の午後便で青島に入りましたが、なんと雪が舞っており驚かされました。ほんの数日前までは20℃近くあったらしいのですがいきなり寒波に見舞われたとか、しっかり芯まで冷えました。
昨日、今日はなんとか少し回復して温かみが戻って元気にシーフードショー会場へ向かいましたが初日は10時半の開場時は入口はもう大混雑、チケットスキャンと顔の画像チェックを受けて中へ。今年の印象ですが中国ブースはどちらかというと閑散とした印象でしたが、欧米からの原料サプライヤーが並ぶホールは結構な賑わいでした。中国国内向けや欧米向けの加工品の成約状況はまだ活発みたいでしたが、残念ながら水産大国と言われる日本からのブース出展、そして見学者も以前より少ないですね。どうした水産日本!
各国から来たバイヤーとの商談も専ら日本からの輸出品ではサンマに話が集中、やはり熱い。サバの方は少し置いていかれた感じです。今年のサバ輸出は7万トンに届くか届かない程度かも知れませんね。各地で新型凍結設備が次々に完成していると言うのに。 サンマですが、やはり高すぎると買えないものは買えないみたいで、日本からのオファーも結構価格差があってもうバラバラ、ロシア向けも変な買付希望文書が出回ったりして業界はやや混乱気味、ひと荒れ来る前に出せるものはさっさと出した方が良さそうです。バイヤー側は常に大風呂敷を広げてきますので特に生産者は過剰な期待は禁物です。

[写真 上]混雑した初日の会場入り口
お問合わせ   
  水産物輸出と決済 - TT送金による決済はまずSWIFT MESSAGE の入手から
2009年11月02日(月)
海外から輸出代金を受け取ることになったら、まず送金手配の証としてSWIFT MESSAGEを入手しましょう。SWIFTとはスズキの車ではなくSociety for Worldwide Interbank Financial Telecommunicationの略で日本語では国際銀行界通信協会となり本部はベルギーにあります。世界の銀行間の送金はこのSWIFTを介して行われ、実際は暗号化された電文がやり取りされているとの事です。と、言っても我々凡人には暗号化電文など関係無いので、通常コードで形式化されたレテックスメッセージのコピーが銀行から貰えますので、それをバイヤーから入手します。その中で受取人(本サイトでは日本側の輸出者)として特に気をつけて確認したいのがFIELD又はTAGと呼ばれる番号の32A, 57A, そして59です。32AはVALUE DATE =実際の送金実行日と送金金額、57Aは輸出者(すなわちあなたの会社)の指定銀行のSWIFT CODE 、例えば外為扱いでは老舗の三菱東京UFJ銀行が指定した銀行ならBOTKJPJTというコードになります。(全ての外為扱い銀行にはこのコードが振られています。)そして59は口座番号とあなたの会社の名前(口座名義)です。32Aでは、まずこの日付けが約束の送金日になっているか、金額が正しいかチェックしましょう。金額は正しくて「もう送金した。」とバイヤーが言ってきても実は先付けになっている場合もあります。そして次に指定した銀行や口座番号、口座名義が正しいか57A, 59で確認します。
但し、これら全てが正しくても、実際に入金が確認できるまではB/Lのオリジナルを送付したり、サレンダーしたりしないようにすることが大事です。特に先付けの日付けとなっている場合、その後に送金が取り消されてしまってたり、SWIFT MESSSAGE自体が偽物であったりしたら大変ですから。
とにかく、100%入金するまで気を抜かない、これしかないです。

【写真 上】SWIFTのコピーを受け取ったら良く中身をチェックしましょう
お問合わせ   
  水産物輸出と決済 ― TT送金による決済
2009年10月29日(金)
「あれ、おかしいなー、まだ入金になってない。」銀行の口座残高を見て呟いたことはありませんか? 海外から送金されてくるはずの輸出代金がなかなか入ってこない。。水産物の輸出入にはTT送金(Telegram Transfer )による決済が多用されています。L/C(信用状)を利用するほうが安心ですが、手間も費用もかかるのでどうも輸入者、輸出者双方から敬遠されがちです。国によってはL/Cの開設費用がべらぼうに高い場合などもあります。と、いうわけで水産物輸出でも決済はTT送金で!、、、というケースが多いのです。通常海外のバイヤーから提示される決済条件は「前金として20-30%、船積後にオリジナルの書類(B/Lなど)のコピーをファックスして、それに対して残金を支払う」と、いうのが一つのパターンです。一部前金を貰った上に、オリジナルの原本ではなく、コピーをファックスなどで送って残金の支払いを受けて、その後に原本を相手に渡す。「リスクも無くて良いではないか、、」と思われがちですが実はそうでもない。確かにBLのオリジナルを渡さなければ所有権が勝手にバイヤーに移ることはないですが、一旦船積みされたコンテナーは、決済が有る無しにかかわらずどんどん目的地の港に進んでいきます。残金の支払いが遅れてバイヤーとあーだ、こーだともめている間にも船は進んで行ってしまい、下手すると現地の港に到着してしまいます。「では、コンテナを戻してしまえ。」とも思えますが、実務上はそう簡単には戻せないのです。とんでもない手続き、労力が必要となるか、下手すると支払いもしていないバイヤーや相手の国の許可を受けないと積み戻せないケースもあるのです。20-30%の前金を貰っていても、とても費用のリカバリーどころじゃない。100%前払いなら良いのですが、先に書いたような条件の場合では、まず最初の取引、知らない相手との取引では避けた方が無難です。コンテナでの輸出は国内で宅急便で出した荷物を先方不在で送り返して貰うケースなどとは全然違う!、という認識が必要なのです。 皆さんの会社ではどうされてますか?

やはりお互い親しくなり、相互に信頼関係ができて取引相手の事情がある程度把握できるまでは面倒でもL/C(信用状)での取引が望ましいと思います。


【写真 上】タイで見かけた”日本式カレー”の広告 伝統のタイ式だけでなく、最近は日本式のカレールーが若者に人気とか。(本文とは関係ありません。)
お問合わせ   
  << 前ページ  最新 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 |最初  次ページ >> 










Copyright© 2008 - 2010 Apax Co.,Ltd. All Rights Reserved.