APAX FBP さば等鮮魚直接輸出、海外産品の輸入貿易サポート


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   APAX FBP WEB日本語版の記事更新は、原則として毎月第1及び第3月曜日の月2回です(休日の場合は翌営業日)。業務の都合上、記事アップデートがされない場合もあります。

鮮魚ニュース
  3月もまだまだ続く冷凍サンマのロシア向け輸出(1)
2010年3月08日(金)
財務省貿易統計によりますと1月の冷凍サンマ輸出総量は9,297トンで、その3/4の数量に相当する6,972トンがロシアに向かいました。このうち約60%が東京、横浜、千葉の港から、残りは仙台、石巻、気仙沼、八戸など東北地方の港からとなってました。年度が新しくなりロシアの輸入ライセンスの更新もあって昨年12月の17,345トンからは大きく減りましたが、年明け後もロシアからの引き合いは続いています。必須となっている衛生証明書用の検査の為に日本冷凍食品検査協会(冷検さん)の検査員の方も銚子、波崎といまだに忙しく浜の冷凍倉庫を回っておられます。(あのユニフォームは目立ちますね)
いわゆる理化学検査をしない官能検査とラベル等のチェックなのですが、水産庁には更にロシア側と交渉を進めて貰い是非とも簡素化をして欲しいものです。昔、欧州に居たころの話ですが、鮮魚の輸出では市場に衛生検査官が常駐しており、輸出したい魚をInvoice, Packing Listなどと一緒に持っていくと"ちらっと見て"すぐ衛生証明書にサイン、スタンプをポーンとくれたものです。簡単だったなー。冷検さんもそろそろ銚子出張所ができても良いんじゃない、銚子と東京の往復も大変でしょう、、、とか自分勝手なことばかりこの寒い天気の中で考えています。


【写真 上】検品の為に解凍されるサンマ
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  冷凍サバ輸出に変化あり‐2010年1月の貿易統計
2010年3月02日(火)
先週末に財務省より発表された貿易統計によりますと、国産冷凍サバの今年1月の輸出は8,425トンでした。ひと月の輸出数量が8千トンを超えたのは2008年10月以来で、2009年度は7600トン台が最高でした。まず目立ったのが中国向け2,214トン、かつて月数千トンだったのが月数百トンまで落ち込んでいたものの、このところマサバ需要もあり緩やかな回復基調にあります。ベトナムに移ってしまった〆サバ加工も一部に留まっているようですね。一方、堅調だったエジプト向けは830トンと昨年月平均2400トンから1/3まで激減、彼らが欲しがる200-400、300-400gサイズのゴマサバが主力生産地で獲れなかったからでしょうか。エジプトからは今も連日買いの引き合いだけは入ってきます。珍しいところでエジプト向けで神戸税関から49.5トン出てましたが、これは境港産⇒ドレイで神戸ではないかと見ています。注目はインドネシア向け1393トンですが、従来缶詰原料としての向け地だったのが今回は主にwet market(端売り)用として多くのコンテナがジャカルタに向かいました。しかし、既に現地に到着したロットからは水だらけ、目切れの問題が出てきている様子で、まだまだこのクラスの製品は昔ながらの"餌"レベルなのですね。水が多すぎる冷凍ブロックは中で魚が「泳いでいる」ように見えるそうですが、"先進国"日本からの輸入品に、現地ではさぞ困惑、落胆した事でしょう。
平成になって20年、そろそろこの業界も新しくなって良いのではないでしょうか。ちなみにインドネシア向け1月輸出数量の92%は東京税関からの輸出でした!


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  "いよいよ生き残り戦"。。。国産冷凍サバの輸出
2010年2月22日(月)
東南アジア向け缶詰原料としての日本産冷凍サバの輸出は既にかなりの歴史がありますが、そのまま解凍して海外の消費者にわたるWet Market用や加工原料としての輸出に火がついたのは2004年の終わりころで、主な輸出先は中国でした。2006年には浜値がまだ当時ゴマサバの場合キロ当たり30円台後半から40円台と安く、為替も円安傾向にあった為17万トンを超える輸出量を記録しました。あれからまる3年が経過し2009年度は、その輸出量は何と10万トン減!の7万トン強にまで下落、主な輸出先も中国からエジプトへと変わり、期待された中国向けも餃子事件以降現地での加工需要そのものが激減しました。中国加工品が消費者に敬遠されたのです。
2006年当時はそれこそ玉があってオファーをすればすぐ買い手は見つかったものです。近隣の中国、韓国、そして東南アジアから西アフリカ諸国まで。電話は常に鳴り響き、水産業以外の業者や、少し怪しげのブローカー筋など様々な人が輸出に飛びつきました。続いて新型ラインや冷凍倉庫など設備投資も活発に行われました。
しかし現在では、その様な状況はもはや過去のもの、大手のトレーディングサイトを検索しても日本からの冷凍サバのオファーはわずかに片手程度の企業数に限られています。漁獲減と仕事買いによる浜高、不安定で神経質に円高に進もうとする為替によりもはや仲介者が入る隙間も殆ど無くなってきているのです。
設備投資したところは少なくない減価償却に耐える輸出量を確保しなければなりませんが、現実的にはそれをしっかり支えるに十分な漁獲量がありません。
"いよいよ生き残り戦"。。。昨年秋からロシア向け冷凍サンマで追い風が吹いたのがせめてもの救いでしたが、先週極東向けに波崎から1000トン以上がロシア船により輸出され、そろそろ銚子の冷凍サンマ在庫も残り僅かとなってきています。この後どうする? 

2月に入って時化続きもあってで水揚げも少ない銚子、、ここからが各社腕の見せどころですね。





【写真 上】まっ白くなった目玉と薄ピンクになった腹は急速凍結が効いた証!
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  水産物輸出と決済 -L/Cは意外と面白い⑨ B/L上のGross Weight
2010年2月15日(月)
今回で9回目となる"L/Cは意外と面白い"の連載を始めてから当サイトへのアクセスが随分増えてきました。水産、食品業界だけでなく中古車輸出業界やら機械、設備、素材の輸出、やはり皆さん輸出をやっておられる方は、L/Cに関する悩みや疑問も多いようです。特にディスクレやらアメンドなど多少のトラブルが感じられるキーワードでのアクセスもあります。私としては詳しくは是非取引銀行の外為担当者に都度確認して進めて欲しいのですが、一人の輸出実務者として少しでもヒントになって皆さんのお役に立てればと願いつつ書いていこうと思っています。
昨年暮れあたりからフレート(海上運賃)やらそれに係わる費用、FAF,YAS(燃料、為替追加費用)、そしてTHC(ターミナルハンドリングチャージ)の値上げが各船社に広がりその傾向は顕著です。東南アジア向けTHCも16500円/40’リーファーだったのがこの2月から37000円ですよ、ちょっとやり過ぎじゃないですかね!
そういう事もあって少しでも多く積みこんで重量当たりのフレートコストを安く上げたいところですが規則もあって当然積める上限があります。LC上ではNET WEIGHTはL/C AMOUNTを単価と共に決定する重要な要素なので慎重に取り扱う必要がありますが、GROSS WEIGHTやら容積(M3)などは少なくともBL上は特にL/C条件にて記載が無い限りはそんなにキッチリしていない部分です。さて高いフレート⇒たくさん積みたい、という事でもう信じられない位積んでしまうケースがあります。それは輸出統計の重量を見ているとわかります。私は多少の誤差も考慮して通常総重量ベースで30トン/40’を超えないように設定しておりますが、何とNET WEIGHTベースで26~27MTも積んじゃっているケースもあるみたいです。これだと総重量ベースではどうなりますかね?
上述の通りL/Cの取立、買取だけで言えば特にGROSS WEIGTHに関して条件が付加されていない限りこの点が問題になることはありませんが、積み過ぎはダメですよ。CYではじかれる場合もあるようです。(つづく)


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  Scam E-mail /Fax/ Letter - 詐欺メール、詐欺ファックス、詐欺レター
2010年2月08日(月)
貿易の仕事で毎日海外とやりとりとしていますと、必ずやってくる"邪魔者"が詐欺メール、詐欺ファックスです。もちろんセックスやら金儲けの類のジャンクメールも山ほど来ますが、"Nigeria"とも呼ばれるアフリカを発信元とした詐欺メールは特に有名です。内容は古典的で莫大な遺産を持っている未亡人やら他界した大物の知り合いが、何故かそのお金を安全に国外へ持ち出す為に、インターネットでたまたま見つけた身も知らずの"あなた"に手伝って欲しい、、みたいな"ご依頼"です。しかも何十億、何百億円の資金を動かす報酬がその30%とかで、それはそれは景気の良い話です。もちろん常識をいくらかでも持ち合わせていれば"ありえない話"というところに容易に帰着する訳ですが、どうも世界にはこの手の詐欺話に引っ掛かる人もいるみたいです。
0.0001%の確率でも百万人にメールを出して、一人でも引っ掛かればコストほぼゼロで儲かるわけです。で、仕組みはどうかというと、聞いた話ですが、まず「わかった、その話興味あり!」なんて返事をすると、「お前はなかなか良い奴だ」という(?)褒め言葉に続いて、「では報酬を振込む為にこちらで手続上登録をしなければならない。ついてはその登録手数料として2千ドル指定する口座に振り込んで欲しい。キミの取り分については登録が終了し、無事に資金が国外に持ち出された時点で払う、、、」とういような段取りみたいです。まあ、Scam e-mail / faxはだいたいこんな感じで、時にはロンドンとかカナダの都市あたりから発信されて来る場合があります。

笑ってしまったのは、今回ご丁寧に南アフリカからきちんと封書で私のところにこの手のレターが届いたのでした。わざわざ切手代払ってのScam Letterは初めて受け取りました。いつもScam系のE-mail, Faxはどんどんデリートするか捨ててしまいますが、今回届いたレターについては署名まできちんと入っているので、ファイルしておこうかと思ったりしています。ご参考まで。。。




【写真上】南アフリカから封書で届いたScam Letter
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  2009年12月の貿易統計(冷凍サンマ) 2009年度は7.5万トン!
2010年2月03日(水)
先日財務省より発表された貿易統計によりますと、日本の冷凍サンマの輸出量が2009年度は75,436トンとなりました。一方、一足先に輸出産業化していた冷凍サバの方が77,967トンと例年より大幅に減少し、その分を冷凍サンマが補完した形になりました。冷凍サンマ輸出量の伸長に寄与したのはやはりロシアからの旺盛な需要です。2010年12月は単月でロシア向けは17,345トン!この数字には驚きでした。40’コンテナに換算すると750コンテナ以上です。(注)一部はロシア手配の冷凍船(トランパー)にて輸出されています。 何故こんなに驚くかというと、その前の3年間にロシア向けに輸出された冷凍サンマの総量より昨年12月一カ月の輸出数量がはるかに多いからです。理由としては前月の11月が4千トン強とブームが始まっていたのに少なめだったので、輸出成約、手配が11月、実際の船積み数量が12月の数字にずれ込んだのと、ロシア側の輸入ライセンスの都合で2009年中の船積みとする為に無理やり12月中に出した結果こうなったと推測しています。私自身が手配した船積みも最後は12月29日のB/L DATEでしたので。 しかし単純には喜べない理由や懸念もいくつかあります。  

次は税関別に冷凍サンマの輸出を見てみます。(つづく)



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  水産物輸出と決済 -L/Cは意外と面白い⑧ B/L上のDescription はどこまで書くのか
2010年2月01日(月)
久しぶりの北米出張より戻ってきた途端に腰痛に見舞われました。長いフライト、車での長距離移動は年齢の増してきた私の腰には過大な負荷を与えていたようです。
銚子での水揚げも相変わらずジャミ系や異魚種の混じりばかりで盛り上がりに欠け話題も少ないので、好評の「L/Cは意外と面白い、、」の続きを書きます。このコーナーは水産関係者ばかりではなく、輸出に携わる別の業界関係者からのアクセスも多いんですよ。
さて、今回はL/C取引の対象となる商品について記述するB/L上のDESCRIPTION(No.45A)ですが、悩ましいのは「何をどこまで書けばいいのか?」という点です。何をと言えば当然取引対象となる商品ですが、契約書で交わした通りの名称となってない場合が実務ではしばしばあります。契約書ではFROZEN WHOLE ROUND SAURY となっているのにL/C上はFROZEN W/R SAURYとなったり、FROZEN がFZNに略されたり、サイズが入ってたり、入ってなかったり、MT単位がKG単位になっていたり、、、。本来L/CのAPPLICATIONを事前に開設前に入手すれば回避できそうですが、文字入力スペース等の問題で途中勝手に(?)変更されているような気がします。その様な場合の対処ですが、以前L/Cはその元となっている契約とは独立していると説明しましたが、その原則に従ってL/Cに記載されている通りの文言で書きます。但し、価格は絶対に書きません。L/CのDESCRIPTION欄にはCFR BANGKOK USD750/MTとか具体的な価格まで入っていますが、B/L上のDESCRIPTION欄には価格はFOBであれCFRであれ書きません。

バイヤーが「書いてくれ~」と頼んでくれば別ですが、通常価格については「COMMERCIAL INOICE以外のSHIPPING DOCUMENTSには価格を一切表示してはならない」とかの条件が入っています。特にバイヤーの国と輸出先が異なるいわゆる三国間貿易の場合、B/L上に価格が書いてあると中間に入っている業者は自分の顧客に仕入れがバレバレとなってしまうのでこう要求するわけです。逆にL/C NO. ( CREDIT NO. )を全書類に入れること!というのは普通にあります。 ややこしいですよね。 つづく、、

【写真上】Seatlle, WA U.S.A
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  水産物輸出と決済 -L/Cは意外と面白い⑦ B/L ( Bill of Lading )
2010年1月25日(月)
L/Cの取立、買取の為に揃えるバイヤーからの要求書類の中でやはり一番大事なものはB/Lです。もちろん、その他の書類もきちんと揃っていないとディスクレとなってしまいますので大事なのですが、B/Lは船荷証券、すなわちそのものに価値を有し、権利譲渡できる有価証券なのですから重みがあります。(それと万一紛失したら一番やっかいなのがB/Lです!) 従って誰から(普通はSHIPPERから)どのようにして誰に権利譲渡されるかがポイントとなります。通常B/Lの額面左上には上からSHIPPER, CONSIGNEE, NITIFY PARTYと並んでいます。それぞれ輸出者、荷受人、通知先となります。CONSIGNEEはL/C取引の場合、その流通性を維持させる為に"TO ORDER" 又は "TO ORDER OF SHIPPER"、続いて"BLANK ENDORSED"とされる場合が輸出取引においても一般的です。つまり裏書きする事により、このB/L上の権利は手形のように渡っていきます。"TO ORDER"又は"TO ORDER OF SHIPPER"とL/C上で指示されていたら必ずB/Lの裏にスタンプ、サインをしましょう。これをENDOSEする、、と言います。余談ですが、飛行機に乗る時、航空会社の他社への変更可能チケットなどでたとえばJALからANA便に乗り換える場合、その航空券への裏書きが求められますがこれもENDOSEです。
注意しなければならないのは、このCONSIGNEE欄への指示が"TO ORDER OF ABC BANK LIMITED"などBANK - 銀行名が入っていたら、この場合はENDOSEしません。L/C上も"BLANK ENDOSED"の文字は出てきません。開設銀行が出荷された貨物を担保とする場合、この様になりますので、バイヤーと開設銀行の関係が少し見えてきます。水産物輸出の場合、東南アジアからのL/Cに良く見られるケースです。NOTIFY PARTYは"SAME AS CONSIGNEE"とされる場合が多いですが、バイヤー指定の現地通関業者名が指定される場合もあります。以前は完璧な取立、買取にはコンマもピリオド一つも間違ってはいけないと言われて、若い頃はそれこそ必死で見てましたが、現在のUCPルールではかなり緩和されてきて、致命的なミススペルとかミスタイプ以外は通るケースが多いです。もちろん正しく記述されている事が原則ですから誤解の無いようにお願いします。詳しくは専門書にて確認して下さい。住所と共に電話、ファックス番号が入る場合がありますが、これらはL/C提出書類の検査においては無視されます。

次は多少悩む時があるDESCRIPTIONの部分について書きます。




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  ジャミサバの漁獲―"日本漁業の危機" 獲り尽くされるされる将来の糧
2010年1月18日(月)
悪天候により中断が続いていた冬のサバ漁ですが、ここにきてジャミサバ(小型サバ)の水揚げが銚子を含む北太平洋沿岸で続いています。通常この時期はこの手のジャミサバが獲れる時期なのですが、今年はマイクロサバと呼びたくなるような極小サイズで80~100g、マイワシか、それより小さいサイズです。これが何と毎回数千トン単位で漁獲されているので事態は尋常ではありません。こんな小さいものは養殖魚の餌にしかならず凍結しても㌔30円程度、今年に入ってすでに1万トン以上を水揚げしており"危機的"な状況です。「こんな小さなのまで獲るのか?」日本の水産業の危機を唱えれおられる三重大学の勝川俊雄先生が知ったら大激怒ものでしょうね。昨年暮れ頃のNHKの番組で気仙沼で嵐の一日を陸で過ごすカツオ釣り漁師のドキュメンタリーが放送され、その中で船頭達は「行政は数字だけみて資源はあると言っているが、近年は遠くまで長く取りに行って数字が確保されているので実際は減っている、危機的だ。」とコメントしていましたが、確かに行政の無策というか、見て見ぬふり政策には目に余るところがあります。が、その一方で漁業者側も「出漁したからには油代位は稼いでこないとね」とばかりに網でかかる魚は根こそぎ何でも獲ってくる。日本近海の水産資源は日本国民に等しく帰属するはず。漁業者はその中で漁業権という"既得権"を与えられているが、しかしそれは絶滅するまで勝手に獲りつくして良いという権利ではないでしょう。行政が動かなくてもカニや貝類で行われている自主規制という方法があるでしょう。油代が高騰した際には国に援助を求め、その一方では資源を枯渇するほど無秩序に獲り尽くす。我々輸出に係るものは漁業者の方々が魚を獲ってきてはじめて仕事になる事は確かですが、それでも一国民の立場として今のこの生まれて間もない幼魚(JUVENILE)までも獲りつくす姿勢には、到底理解できないものがあります。(怒)

そろそろ次の世代にも資源をきちんと残すことも考えてはどうでしょうかね?300-500、400-600Gまで成長させた魚を獲ってきて貰えれば、もっと高値で買いますよ!

これからサバは産卵期に入りますが、抱卵した魚もあまり獲って欲しくないですね。

【写真 上】イワシ並みに小さなサバを見るセリ参加者
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  2009年11月の冷凍サンマ輸出-北海道からは無し?
2010年1月09日(土)
年始の挨拶やら年末ギリギリに輸出していたロットのBL発行やら衛生証明書の申請やらと忙しくしておりましたら、通常月末に書いている輸出統計に対するコメントが週末にかかってしまいました。お待たせ致しました。
2009年11月の冷凍サンマの輸出数量は11,409トンと1万トン台に乗りました。10月が5,537トンでしたので倍に増えたわけですが、実は2008年11月も11,821トンと今回より多い数字になっていました。総輸出数量のざっと60%が銚子地区で水揚げ生産されて東京、横浜、鹿島からの輸出で(一部三陸からドレイジされた数字も含まれるでしょうが)、残りが石巻、気仙沼など三陸地区からでした。
日本で最初に冷凍生産が始まる北海道からのロシア向けがゼロだったのが意外でした。ちなみに北海道からの冷凍サンマ輸出数量は同地全税関管内含めて約千トン弱でほぼ全てが韓国向けとなっていました。釧路から出た216トンはFOBベースで50円/KGを割ってますが、いったいどんなグレードの物が出たのでしょうかね。他に目に付いたのが在来船、通称トランパーによる輸出で数字から判断して鹿島、石巻からそれぞれ千トン、気仙沼から900トンが出ており、これらはウラジオストックなどの極東ロシアからバイヤー手配の船が取りにきたものと思われます。これらトランパーによる輸出は船の都合や天候により船積みが大きく影響を受けますので、手配された方は多少ご苦労があったことと想像します。
正直な印象として、昨年11月の市況とロシア側からの引き合いから見て、この4747トンは少ないですね。多分、輸出検査や船の都合などで12月にずれ込んだのでしょうが、さてその12月の数字はどうなのか楽しみです。全体では冷凍サバの2009年度の輸出数量はほぼ7.5万トン程度になる見込みで、冷凍サンマはこの調子だと6.5万トン程度まで伸びるのではないかと思います。冷凍サバの数量とほぼ肩を並べる数量ですが、サンマの漁期が短い事を考えれば、サンマもちょっとした輸出品目になってきたわけですね。在庫も少なくなってきましたが2010年も引き続き頑張って売ります。



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